【2025年最新】採用における日程調整AIエージェント比較5選|機能・料金・選び方を徹底解説

採用活動において、面接の日程調整は最も工数がかかる業務の一つです。候補者と面接官のスケジュールを照合し、メールのやり取りを重ね、確定後にはカレンダー登録やWeb会議URL発行まで行う必要があります。月に20回のミーティング調整で約10時間が費やされるというデータもあり、採用担当者の大きな負担となっています。
そこで注目を集めているのが、AIエージェントによる日程調整の自動化です。2025年は「AIエージェント元年」とも呼ばれ、採用領域はもっとも早くAIエージェントの導入が進む分野の一つとされています。
本記事では、採用における日程調整機能を持つAIエージェント・採用管理システムを5つピックアップし、機能・料金・特徴を徹底比較します。
日程調整AIエージェントとは?
日程調整AIエージェントとは、面接官と候補者のカレンダー情報を自動で読み取り、双方の空き時間を抽出して最適な面接日程を提案・確定するAIシステムです。従来の手動調整と異なり、以下のような業務を自動化できます。
- 空き時間の自動抽出:Googleカレンダー・Outlookとの連携で面接官の空き枠を自動取得
- 候補者への日程提示:メールやチャットで候補日を自動送信
- 確定処理の自動化:候補者の回答をもとにカレンダー登録・会議URL発行まで完結
- リマインド通知:面接前日や当日の自動リマインド
- リスケジュール対応:変更依頼への柔軟な再調整
比較サービス5選
1. Tasonal(タソナル)
提供元:株式会社SAIRAL
公式サイト:https://tasonal.com/
概要
Tasonalは「採用担当者のためのAIアシスタント」として、ダイレクトスカウトの自動化から日程調整、書類選考までをカバーする採用AIエージェントです。「感知→計画→実行→振り返り」のサイクルを高速で回転させ、人に代わって最適な一手を打つ代理人として機能します。
日程調整機能の特徴
Tasonalの日程調整機能は、候補者からテキストで届いた日程をそのまま読み込ませるだけで、システムが自動的に面接日程を確定してくれる点が最大の特徴です。候補者がメールやメッセージで送ってきた希望日程のテキストをTasonalに渡すだけで、カレンダーとの照合から確定まで自動で処理されます。
さらに、面接官の空きが2週間後しかないといったケースでも、TasonalがSlackを通じて直接面接官とやり取りし、日程を調整してくれます。これまで採用担当者がSlackで泥臭く行っていた面接官への日程確認・調整作業が丸ごと不要になります。
主な日程調整機能
- 候補者からのテキスト日程をそのまま読み込み、自動で面接日程を確定
- Slackを通じた面接官との直接やり取りによる日程調整
- 面接官の空きがない場合の自動フォローアップ
- 面接URLの自動発行
- AIサービスとして24時間稼働し、時間帯を問わず日程調整に対応
※1ヶ月の無料トライアルあり
※最短3日で運用開始可能
こんな企業におすすめ
- ダイレクトリクルーティングの工数を削減したい企業
- スカウトから日程調整まで一気通貫で自動化したい企業
- 少人数の採用チームで効率的に採用を進めたい企業
2. GoodTime(グッドタイム)
提供元:GoodTime.io(米国)
公式サイト:https://goodtime.io/
概要
GoodTimeは、米国発のAI駆動型面接スケジューリングプラットフォームです。1対1のリクルーター面接から複雑なマルチパネル面接まで対応し、手動スケジューリング時間を70%以上削減、採用までの期間を平均35%短縮する実績を持っています。SOC 2 Type II認証を取得しており、セキュリティ面でも高い信頼性があります。
日程調整機能の特徴
GoodTimeの強みは、複雑なパネル面接のスケジューリングに特化している点です。AIがスキルタグ・負荷状況・タイムゾーン・トレーニング状況を考慮して最適な面接官を自動マッチングします。面接官がキャンセルした場合も、即座に次の適任者に自動差し替えが行われ、コーディネーターの介入は不要です。
主な日程調整機能
- ワンクリックでの一括面接スケジューリング
- AIによる面接官の自動マッチング(スキル・負荷・タイムゾーン考慮)
- 面接官キャンセル時の自動差し替え
- 面接官の負荷分散モニタリング(バーンアウト防止)
- ロールベースのテンプレートで複雑な面接プロセスを数秒で展開
- Greenhouse・Lever・Workday等の主要ATSとの双方向同期
料金プラン
要問い合わせ(コーディネーター1人あたりのシートライセンス制。年間採用100人以上でROIが明確になる傾向)
こんな企業におすすめ
- 複数面接官によるパネル面接を頻繁に行う企業
- 年間100人以上の大規模採用を行う企業
- グローバルに複数タイムゾーンで採用を進める企業
3. 採用一括かんりくん
提供元:HRクラウド株式会社
公式サイト:https://www.career-cloud.asia/
概要
採用一括かんりくんは、1,600社以上の導入実績と継続率98.8%を誇る採用管理システム(ATS)です。2025年には採用担当者の「右腕」となるAIエージェント機能を搭載し、日程調整をはじめとする定型業務を能動的にサポートします。
日程調整機能の特徴
外部カレンダー(Googleカレンダー等)との連携により、面接官のスケジュールを自動取得して候補者に空き日程を提示します。Zoom / Google Meet / Teams / インタビューメーカーとのWeb会議連携にも対応し、面接URLの自動発行からリマインドメール送信まで一括管理できます。
主な日程調整機能
- Googleカレンダー等との連携による面接官の空き時間自動取得
- 候補者への空き日程の自動提示
- Zoom / Google Meet / Teams / インタビューメーカー連携によるWeb会議URL自動発行
- リマインドメールの自動送信
- 合否連絡の自動化
- LINE連携による候補者との日程調整コミュニケーション
料金プラン
月額20,000円〜(データ容量無制限、登録者やアカウント数による変動なし)
こんな企業におすすめ
- コストを抑えて採用管理全体を効率化したい中小企業
- 新卒・中途の両方を一元管理したい企業
- LINE連携で候補者とのコミュニケーションを強化したい企業
4. HERP Hire(ハープハイアー)
提供元:株式会社HERP
公式サイト:https://lp.herp.cloud/
概要
HERP Hireは、組織全体を巻き込んだ「スクラム採用」をコンセプトとした採用管理システムです。1,500社以上の導入実績を持ち、顧客満足度No.1を獲得しています。現場のマネージャーやチームメンバーも採用に参加しやすい設計が特徴です。
日程調整機能の特徴
Googleカレンダーとの連携により、面接官の空き時間を自動抽出して候補者に提示します。候補者が希望日時を選択すると、Zoom等のWeb会議URLの自動発行とカレンダー登録が自動で行われます。スクラム採用の思想に基づき、複数の面接官が関わる場合でもスムーズな日程調整が可能です。
主な日程調整機能
- Googleカレンダー連携による面接官の空き時間自動抽出
- 候補者が希望日時を選択する形式での日程確定
- Zoom等のWeb会議URL自動発行
- カレンダーへの自動登録
- 複数面接官の空き時間を一括で照合
- Slack・Chatwork連携による社内への日程通知
料金プラン
無料プランあり(日程調整等の高度機能は有料プラン。詳細は要問い合わせ)
こんな企業におすすめ
- 現場メンバーを巻き込んだスクラム採用を実践したい企業
- 多数の求人媒体を利用している企業
- スタートアップ・IT企業でエンジニア採用を強化したい企業
5. harutaka(ハルタカ)
提供元:株式会社ZENKIGEN
公式サイト:https://harutaka.jp/
概要
harutakaは、800社以上に導入されているAI面接特化型の採用プラットフォームです。録画面接とAI対話面接の2つのモードを提供し、面接の質を高めながら採用プロセス全体の効率化を実現します。
日程調整機能の特徴
harutakaの強みは、AI面接による日程調整の根本的な解消です。録画面接では候補者が好きなタイミングで面接を受けられるため、そもそも日程調整が不要になります。AI対話面接では、AIが自動で質問を生成して面接を実施するため、一次選考における面接官の日程確保が不要になります。
主な日程調整機能
- 録画面接による日程調整不要化(候補者が24時間いつでも受検可能)
- AI対話面接による一次面接の完全自動化(面接官の日程確保が不要)
- AIによる質問の自動生成と面接実施
- 面接の文字起こし・申し送りの自動作成
- 候補者の時間的・場所的制約の解消
料金プラン
要問い合わせ
こんな企業におすすめ
- 大量採用で一次面接の工数を削減したい企業
- 面接の質を均一化・定量化したい企業
- 候補者体験を重視し、時間や場所の制約を減らしたい企業
5サービス比較表
| サービス名 | 提供元 | 日程調整方式 | 料金 | 主な強み |
|---|---|---|---|---|
| Tasonal | 株式会社SAIRAL | テキスト読み込み+Slack連携で自動確定 | 月額5万円〜 | スカウト〜日程調整の一気通貫自動化 |
| GoodTime | GoodTime.io(米国) | AIによる面接官自動マッチング+一括スケジューリング | 要問い合わせ | パネル面接の高度な自動調整 |
| 採用一括かんりくん | HRクラウド | カレンダー連携+自動提示 | 月額2万円〜 | 低コスト・多機能ATS |
| HERP Hire | 株式会社HERP | カレンダー連携+URL自動発行 | 無料プランあり | スクラム採用・30媒体連携 |
| harutaka | 株式会社ZENKIGEN | AI面接で調整自体を不要化 | 要問い合わせ | AI面接による選考自動化 |
選び方のポイント
1. 自社の課題に合ったアプローチを選ぶ
日程調整AIエージェントには大きく3つのアプローチがあります。
- 日程調整特化型:日程調整そのものを自動化する(Tasonal、HERP Hire、GoodTime)
- 採用プロセス全体自動化型:スカウトから日程調整までを一気通貫で自動化する(Tasonal、採用一括かんりくん)
- 面接自体の自動化型:AI面接によって日程調整の必要性を根本的に解消する(harutaka)
2. 既存ツールとの連携を確認する
利用中のカレンダーツール(Google / Outlook)、Web会議ツール(Zoom / Teams / Meet)、ATS(Greenhouse / Lever等)、チャットツール(Slack / Teams)との連携可否は重要な判断基準です。特にTasonalはSlack連携で面接官との直接調整が可能、GoodTimeは海外ATSとの連携が充実しておりグローバル企業に適しています。
3. コストと規模感のバランス
- 少人数採用・コスト重視:採用一括かんりくん(月額2万円〜)
- スカウト中心の中規模採用:Tasonal(月額5万円〜)
- 大規模・パネル面接中心の採用:GoodTime
- 大量採用・面接の質も重視:harutaka
- 現場巻き込み型の採用:HERP Hire
4. 導入のしやすさ
無料トライアルや無料プランの有無も検討材料になります。Tasonalは1ヶ月の無料トライアル・最短3日で運用開始が可能で、HERP Hireは無料プランから始められます。海外ツールのGoodTimeは導入に4〜6週間を要する点も考慮しましょう。
まとめ
採用における日程調整AIエージェントは、単なる業務効率化ツールにとどまらず、候補者体験の向上や採用の質の改善にも貢献する戦略的なツールです。
特にTasonalは、候補者からのテキスト日程をそのまま読み込ませるだけで面接日程が自動確定し、面接官の空きがない場合もSlackで直接やり取りして調整してくれるため、採用担当者が泥臭く行っていた調整業務が丸ごと不要になります。ダイレクトスカウトから日程調整の確定までを一気通貫で自動化でき、採用担当者の工数を最大75%削減する実績があります。
まずは自社の採用課題を明確にし、無料トライアルや無料プランを活用して実際の使い勝手を確認してみることをおすすめします。
本記事の情報は2025年時点のものです。最新の料金・機能については各サービスの公式サイトをご確認ください。