「結局どのAI採用サービスがいい?」に答える6社比較|特徴・料金・対応領域マップ

「結局どのAI採用サービスが自社に合うのか」。選定で迷う担当者向けに、いま国内で導入が進む主要6社の特徴・対応領域・料金を一覧で比較します。まず全体像を表で押さえ、そのうえで各社の詳細と選び方のチェックポイントを確認してください。
AI採用サービス比較表(主要6社)
| サービス | 対応領域 | 主な対象 | 強み | 料金(目安) |
|---|---|---|---|---|
| Tasonal | 書類選考・日程調整・スカウトを横断 | 中途採用 | 3業務を1つで自動化/最終判断は人/公開料金 | Free〜・月8万円〜 |
| HERP AIリクルーター | 採用プロセス全体(書類選考〜面接〜評価〜オファー) | 中途(IT人材中心) | ATS「HERP Hire」連携で各プロセスをAI支援 | 要問合せ(オプション) |
| harutaka(ハルタカ) | AI面接・録画選考中心 | 新卒・中途(大手中心) | 対話型AI面接+録画選考+面接のAI要約 | 要問合せ |
| PeopleX AI面接 | AI面接官(対話型)中心 | 新卒・中途・アルバイト | 24時間対応の対話型AI面接官/質問カスタマイズ | 要問合せ |
| リクルタAI | スカウト・書類選考の代行 | 中途(ダイレクト採用) | AIエージェントが発掘〜スカウト〜書類選考を代行 | 要問合せ |
| HireVue | 動画面接(グローバル) | 面接評価 | 回答内容(自然言語)をAI解析/多言語・グローバル | 要問合せ |
海外発のサービスは料金非公開(要問合せ)が中心です。日本語で導入でき、料金も公開されているサービスから検討したい場合は、書類選考・日程調整・スカウトを横断するTasonalが出発点になります。
国内・中途採用で比較を始めるなら
はじめに
近年、AI技術の進展により、採用業務の効率化が急速に進んでいます。AIを活用することで、企業は求人作成、候補者のスクリーニング、面接プロセスの最適化を実現し、より迅速かつ公平な採用活動を行うことが可能になっています。
特に、AIは採用担当者が時間を取られがちな単純作業を自動化し、人事戦略や候補者との関係構築など、より高度な業務に集中できる環境を整える役割を果たします。
本記事では、いま日本で導入が進む代表的なAI採用サービス6社を紹介し、それぞれの特徴や対応領域、そして自社に合うサービスの選び方について詳しく解説します。なお、AIが対応する領域はサービスごとに「面接」「スカウト」「採用プロセス全体」などへ分かれているため、まず自社で最も困っている業務から逆算して選ぶのが失敗しないコツです。
AI採用サービス主要6社の詳細
1.Tasonal(タソナル)

対応領域:中途採用における書類選考・日程調整・スカウトを横断
概要
Tasonalは、書類選考・日程調整・スカウトという採用業務を3つのAIエージェントで横断自動化する採用プラットフォームです。候補者の抽出・選定からスカウトの作成・送信、書類のAIスコアリング、面接日程の自動調整までを自動化し、面接の見極めや候補者のサポートなど本来の業務に注力できます。最終判断は人が行う設計です。
主な機能
- AIによる候補者の検索・優先順位付け
- 職務経歴書等の確認・AIスコアリング
- スカウトメールの自動作成(固定テンプレ×AI可変パート)
- 面接日程の自動調整
- 求人と候補者の自動マッチング機能
料金
Free(0円)から利用可能。統合プランは月8万円〜(個別機能のみの利用も可)。初期費用は無料で、料金が公開されている点が他社との違いです。
2.HERP AIリクルーター
対応領域:採用プロセス全体(書類選考・面接準備/実施・評価・オファー)
概要
HERP AIリクルーターは、採用管理システム「HERP Hire」のオプションとして、書類選考・面接準備〜評価・オファーなど各プロセスをAIが支援するサービスです(2025年10月のβ提供を経て、2026年6月に正式提供を開始)。面接の自動議事録生成やHERP Hire上の定型業務の自動化が中心で、対応業務を順次拡大しており、IT人材採用に強みを持ちます。
主な機能
- オンライン面接にbotが参加し、書き起こし・議事録を面接後約1分で自動生成
- 書類選考・評価などプロセスに沿ってコンテキストデータを自動で読み取り支援
- チャットで面接設計・オファーレター骨子・訴求方針の壁打ちが可能
- ATS「HERP Hire」との連携を前提とした運用
3.harutaka(ハルタカ)
対応領域:初期選考の録画選考・AI面接中心
概要
harutaka(株式会社ZENKIGEN)は、2017年から提供される録画選考・Web面接・対話型AI面接を備えた採用DXサービスです。大手企業を中心に導入実績1,000社以上(公式LP表記)で、初期選考の標準化・効率化に強みがあります。自己PR動画による録画選考と、応募者ごとに最適化した対話型AI面接を組み合わせられる点が特徴です。
主な機能
- 自己PR動画による録画選考
- 応募者の特性・強みを引き出す対話型AI面接
- 高画質で自動保存されるWeb面接(後から確認可能)
- 面接内容の自動書き起こし・AI要約
4.PeopleX AI面接
対応領域:一次面接の自動化(対話型AI面接官)
概要
PeopleX AI面接は、AIが面接官として対話形式で面接を行うサービスです。日程調整が不要になり、公平・均質な面接を24時間いつでも実施できます。新卒・中途・アルバイト採用のほか、社内面談にも活用でき、AIネイティブなHRプラットフォームの一機能として提供されています。
主な機能
- 対話型AI面接官による一次面接の自動化(24時間対応)
- 企業が面接前後のAIの発言内容を設定できるカスタマイズ機能
- 独自質問の設計によるカルチャー採用の促進
- 面接傾向をダッシュボードで定量可視化・分析
5.リクルタAI
対応領域:スカウト・書類選考などの採用実務をAIエージェントが代行
概要
リクルタAI(株式会社Algomatic)は、各社向けにカスタマイズされたAIエージェントが採用実務を代行するサービスシリーズです。「ダイレクト採用」では候補者の発掘からスカウト送付までを、「書類選考」では大量のキャリアデータに基づくスクリーニングを、AIエージェントが担います。ダイレクトリクルーティングの工数削減に向いています。
主な機能
- AIエージェントによる候補者リストアップ・スカウト送付の代行
- 匿名化された大規模キャリアデータに基づく書類スクリーニング
- 求人票作成から面接日時調整までのトータルサポート
- 各社の採用要件に合わせたエージェントのカスタマイズ
6.HireVue(ハイヤービュー)

対応領域:動画面接中心(グローバル)
概要
HireVueは、AIを活用した動画面接プラットフォームを提供するグローバルサービスです。かつては表情解析機能も提供していましたが、2021年1月に廃止を公表(同社によると停止自体は2020年)し(2021年1月発表)、現在は回答内容(自然言語)の解析を中心に評価を支援します。多言語・大規模採用に対応し、海外拠点を含むグローバル採用を行う企業の選択肢になります。
主な機能
- AIによる動画面接の分析
- 回答内容(自然言語)を解析し、評価の標準化を支援
- スキルマッチング機能
- 採用基準に基づいた評価レポートの自動生成
- 多様性(D&I)に配慮した採用基準の設定
AI採用サービスの選定ポイント
比較表で全体像をつかんだら、次の4つの観点で自社に合うサービスを絞り込みます。
1.企業の採用ニーズに適合しているか
AI採用サービスは対応領域がサービスごとに異なるため、企業の採用規模や目的に応じて最適なツールを選択することが重要です。
採用プロセス全体を効率化したい:書類選考から日程調整・スカウトまで横断するプラットフォーム型(例:Tasonal)や、ATS連携でワークフロー全体を支援する型(例:HERP)が向いています。
面接の工数を減らしたい:録画選考・対話型AI面接で一次面接を自動化するサービス(例:harutaka、PeopleX)が有効です。
スカウト(ダイレクト採用)を強化したい:候補者発掘からスカウト送付までを代行するサービス(例:リクルタAI、Tasonal)が候補になります。
2.AIの透明性と倫理性
AIがどのように候補者を評価しているのか、そのプロセスの透明性は非常に重要です。
バイアス排除の取り組み:AIは学習データに基づいて判断を行うため、データの偏りによるバイアスが生じる可能性があります。選考基準が公平か、偏見が排除されているかを確認することが不可欠です。
候補者への説明責任:AIによる評価の根拠を候補者に適切に説明できる仕組みがあるかも重要です。不透明な評価基準では、候補者からの信頼を損なう可能性があります。
最終判断は人が行う設計か:合否の最終判断をAIに委ねず、人が確認するプロセスが設計されているかを確認しましょう。
3.他のHRシステムとの連携
AI採用サービスを導入する際には、既存の採用管理システム(ATS)や人事システム(HRIS)との連携がスムーズに行えるかを確認する必要があります。
データの統合性:応募者データを自動で処理・更新できるかを確認します。
ワークフローの最適化:採用チームが既存のプロセスを大きく変えずにAIを活用できるかどうかを評価します。
API対応:API連携が可能であれば、カスタマイズが容易になり、企業の要件に合わせた採用プロセスを構築できます。
4.コストパフォーマンス
AI採用サービスの導入には、初期費用と運用コストが発生します。以下の点を考慮し、費用対効果を評価することが重要です。
導入コスト:ライセンス費用やセットアップ費用が企業の予算に合っているか確認しましょう。料金が公開されているサービスは、初期検討がしやすいというメリットがあります。
運用コスト:継続的なAIのトレーニングやアップデートにかかる費用を考慮しましょう。
ROI(投資対効果):AIの導入によって、採用コストの削減や採用スピードの向上がどの程度実現できるかを数値化し、費用対効果を測定しましょう。
スケーラビリティ:企業の成長に応じて、システムが拡張できるかどうかも重要なポイントです。
よくある質問(FAQ)
Q. AI採用サービスにはどんな種類がありますか?
A. 大きく「採用プロセス全体を横断するプラットフォーム型(例:Tasonal、HERP AIリクルーター)」「面接を自動化する型(例:harutaka、PeopleX、HireVue)」「スカウト・書類選考を代行する型(例:リクルタAI)」に分かれます。1社ですべてをカバーするより、対応領域が得意分野ごとに分かれていると考えると選びやすくなります。
Q. どうやって自社に合うサービスを選べばいいですか?
A. 「多機能かどうか」ではなく、自社で最も困っている業務から逆算するのが失敗しないコツです。面接工数が重いなら面接自動化型、母集団形成が課題ならスカウト代行型、採用フロー全体が回っていないなら横断プラットフォーム型というように、ボトルネックに合わせて選びます。
Q. AI採用サービスの料金相場はどれくらいですか?
A. 多くのサービスは料金非公開(要問合せ)で、企業規模・利用範囲によって見積もりが変わります。一方で料金を公開しているサービスもあり(例:TasonalはFreeプラン+月8万円〜の公開料金)、初期検討やスモールスタートがしやすいのが利点です。まずは料金が明示されているサービスで相場感をつかむのも一案です。
Q. AI面接サービスと、書類選考・スカウトまで含むサービスは何が違いますか?
A. AI面接サービス(harutaka・PeopleX・HireVue等)は「面接工程」に特化し、録画選考や対話型AI面接で一次面接を効率化します。一方Tasonalのような横断型は、書類選考・日程調整・スカウトといった面接の前後の工程まで自動化します。面接だけを効率化したいのか、採用フロー全体を軽くしたいのかで選び分けます。
Q. 中途採用・国内で使いやすいのはどのタイプですか?
A. 日本語での運用実績があり、書類選考から日程調整・スカウトまでを一気通貫で扱えるサービスが向いています。料金が公開されていてFreeプランから試せるものなら、導入判断もしやすくなります。
まとめ
AI採用サービスは、採用業務の効率化や候補者体験の向上に大きく貢献するツールとして、今後さらに活用が進むと考えられます。適切なサービスを選択し、効果的な採用戦略を構築することが、競争力のある人材確保につながるでしょう。
導入を検討する際には「目的に合ったサービスの選定」「透明性の確保」「システム連携のスムーズさ」「コストパフォーマンス」という4点をしっかりと検討することが不可欠です。サービスごとに得意領域(面接/スカウト/プロセス全体)が分かれているため、まず自社で最も困っている業務から逆算するのが近道です。
国内・中途採用で、書類選考から日程調整・スカウトまでを一気通貫で効率化したい場合は、料金が公開されていてスモールスタートしやすいTasonalから比較を始めるのがおすすめです。
Tasonal は、書類選考・日程調整・スカウトを3つのAIエージェントで横断自動化する採用プラットフォームです。料金が公開されていて、Freeプランから試せます。
国内・中途採用でAI採用ツールを比較するなら
- 書類選考・日程調整・スカウトを横断して使えます
- 料金を公開しているため、問い合わせの前に費用感を確認できます



